精神性発汗の患者さんの多くが、幼少期、もしくは思春期から多汗に悩んでいるといいます。
多汗で悩んでいる方の共通点は、第一に真面目で努力家の方が多いという特徴があります。第二に共通するのは、親の手がかからない“良い子”だったということです。
「真面目で努力家、良い子ならいうことないじゃないか」と思われるかもしれませんが、その反面、心の奥底に「ホンネを言いたい」「親に甘えたい」という気持ちを強く抑圧しているのです。精神性発汗は、対人恐怖症などの神経症の一種とされています。
精神性発汗とは、そもそも何か?自分は精神性発汗に当てはまるのか?という疑問を持っている方もいらっしゃると思いますので、精神性発汗について説明致します。
暑い日や運動した際に汗をかくのは通常ですが、暑くもなくじっとしているだけでも手のひらや足の裏など特定の部位に異常に汗をかいてしまい、生活に支障をきたすことを精神性発汗といいます。
緊張や興奮で手に汗を握ることはありますが、日常の場面で手のひらに異常な汗をかいてしまうことを「手のひら多汗症」と呼ばれています。
ちょっとした緊張やわずかな気温の変化、環境の変化によって発汗し、汗を止めようと思えば思うほど汗がでてしまいます。
手のひら多汗症は、パソコンの普及によって指先を頻繁に使用する機会が増えたことによって増加したともいわれています。かといって、パソコンを使用する際に妙に意識しない方がよいです。