人間ひとりひとりの体つきや体質は異なります。よって、ワキガのニオイにも個人差があります。
この個人差があるゆえに、一人一人の症状が違い、「自分は他の人と違う、普通のわきがではないのかも・・・」と悩んでしまうケースが多いのが現状です。
知っていてほしいのは、「普通のわきが」というものはないということです。
世間一般にいわれているわきがの症状は、あくまで「比較的多い症状」であり、それに当てはまらないからといって悩むことがありません。
わきがの個人差の原因を、まず理解することの方が大切なのです!では、わきがの個人差・3つの説をご紹介します。
まず、第一にアポクリン汗の成分に個人差があるため、ニオイにも差がでてくるという説です。そのなかにも、アポクリン汗に鉄分と脂肪分が含まれると相互作用によってワキガ臭が強くなるという説と、脂肪分のなかに含まれる低脂肪酸の量に左右されるという説があります。
次に、アポクリン腺の数に個人差があるという説です。実際に体臭の強い欧米人や黒人、日本人のなかでもワキガ臭が強い人ほどアポクリン腺の数が多く、アポクリン汗の分泌量も多いことが分かっています。
最後に、脇の下の皮脂腺から分泌される脂肪の量が関係しているという説です。これは脂肪が多量に発生し、皮脂上のアルカリ度が上がると細菌や雑菌が増殖するため、その雑菌を殺菌する時に生じるニオイ=ワキガ臭となるという説です。
これら3つの説は、あくまで“説”のレベルです。が、興味深い資料であることは間違いありません。
3つの説を総合していえることは、汗腺からの分泌物が作用して発生するニオイがワキガ臭であるということです。